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百科事典を買い取らせていただきました(佐倉市江原)

本と言えばブックオフ。創業は1991年ですので、30年程度の若い企業です。といってもリサイクル業界の中では古株で私たちの大先輩でもあります。ちなみにハードオフは1972年と古い会社なんですね。当店でも大手さんのやっているジャンク家電や本も取り扱っています。

 

さて今回は百科事典とブランド品、家電のお買取りということで、江原までやってきました。この前は臼井まで行きましたが、江原のお客様は意外と珍しい。

 

お出迎えして頂いたのは素敵な奥様。年齢はぼかしますが、見た目と15歳以上明らかに違う美人奥様でした。化粧部員かと思いましたが、建築関係のお仕事をされているようでとても驚きました。

 

さて、今回は2世帯分があるとのことで別々に分けて、査定を開始いたします。

 

まず奥様のお父様とお母さまから出てきたのはお洋服と百科事典。洋服は売れる古着なら(若者向け)大丈夫なんですが、昭和のスーツだったり、通常のものだとまず売れないのでこちらはNGなんですね。。

 

本は扱っていますが、専門書の方が売れるのでこちらの方をお買取りです。専門書も結構聞かれることが多いのですが、一般的な百科事典ではなく、建築の方が使うような「工匠辞典」などを扱っています。今回はこちらの労働基準法の専門書がお買取りの対象だったので、こちらはオーケーでした~。

 

 

さてもう一つの素敵な奥様の方は、ヴィトンのバッグです。アルマですね~。

状態としては使用感がそこそこあるという感じだったので、16,000円のお買取りとなりました。他にもコーチの使用感ありのバッグとプリンターのお買取り。

 

実際の画像を見せることはあまりないのですが、今回特別に公開。

 

セットというのは布袋がセットにあったので、そちらを入れています。

こうやって改めてみると字が汚いね笑

気を付けなければ!

 

プリンターは5000円程度の中古の末端価格だったので、2000円でのお買取りです。自分で言うのもなんですが、非常に良心的ですね。お買取りとしては満足していただいたので良かった!

 

ヴィトンはボロボロでも最低6000円以上(持ち手が切れてなければ)でのお買取りとしているので、是非ブランド品のお買取りは当店までお願い致しますー。それではまた。

買い取れない商品ってどんなもの?買い取りたくないジャンルNo.1は?専門業者が答えました♯7

買取業者が買い取れない商品または買い取りたくない商品について今回お話します。まず買取業者は不用品業者ではありません。法的にも大きく異なります。

 

買取業者の基本的な考え方は、リサイクル(リユース)商品を買い取って他のところに売るというところまでは出来ますが、例えば不用品回収業者のように、廃棄物を回収することは出来ません。

 

つまり、お金を取ってお客様から廃棄物処理をしてはならないってことなんですね。

 

だから、私たち買取店は古物の免許をもっていれば営業自体は可能ですが、不用品回収業者は古物免許の他に、一般廃棄物収集運搬許可ならびに産業廃棄物収集運搬許可を得ていなければなりません。もしこれらを持っていない不用品回収業者がいたらそれは違法です。

 

要らないものを持っていくだけなのに、実は許可が必要なんですね~。

 

ちなみにおうちに訪問した時に玄関まで運ぶ程度であれば、それは運搬許可は必要ありません。つまり私たちは訪問買取をしたときに、モノを室内に移動したというのであれば問題ないということなんですね。

 

さて、少し前置きが長くなってしまいましたけど、我々買取店は価値のあるものを、基本的には手数料を貰って、別のところに流すというのがそもそもの基本なので、価値のないものまたは回転率の悪く利益率の低いものは嫌がります。

 

前に着物の例で出しましたけど、

一番差が激しい買取商品ってなに?専門業者が答えました♯5

着物は現在殆ど価値はありません。だから買取店は相当価値の高いものでなければ、殆ど着物単体では値段を付けないと思います。

 

で、買取店に相談でよくあるNO.1が「家具」です。

 

家電であれば10年以内であれば、リサイクル価値があります。

しかし家具に関しては、回転率が悪い、人が使っているので価値が落ちる、幅を取るという3点セットになっており、買取店が嫌がるNo.1のジャンルだと思います。

特に家具の場合、金属のようにリサイクル分野が弱いので、どうしても他の業者さんが必要としないんですよね。

 

いわゆるマテリアルリサイクルのように鉄くず、金属などに分解可能であれば多少の価値は見いだせるのですが、家具になると殆どの場合不用品回収業者または粗大ごみとして回収するという形になります。

 

かくいう私も家具は扱いたくないですね。ただご依頼者の方も家具を処分したい方はいると思いますので、出来る限りそれに応えるようにはしています。一つの方法としてあるのが、買取商品による相殺で、「無料引き取り」にするというケースですかね。

 

つまり、例えばおもちゃ、切手などで買取金額で5400円でしたと。で家具や家電を処分したいとします。その場合は5400円分の処分費用に相殺して、無料引き取りにするということです。勿論買取をするという名目上、家具に値段を付けるという形で買取金額の微調整が必要になってきますが。

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プレミアがつくのはどんな商品?専門業者が答えました♯6

プレミア商品は一般的に貴重性の高いものを言います。これは時限性のあるものと時限性のないものにまず分かれます。

 

時限性とは、ある一時期のタイミングだけ価格が釣りあがる商品のことです。

 

分かりやすく言うと、一時期ゲームのハードでニンテンドースイッチが品薄状態になりましたよね。これはコロナ禍の巣籠事情も相まっているわけですが、市場で需要が高いと判断したら、転売の業者が一気にこれを買い占めに入るので、品薄状態に入り、価格が釣りあがります。

 

実際の商品が正規の価格で手に入らないというのは、メーカーからも嫌がられますし、販売店も嫌がります。ですので、こうした悪質な転売ヤーに対してあの手この手で、転売ヤーにいかないようにしているのですが、いたちごっこのような形が続いています。

 

メルカリなどのアプリでは公式見解もあり、転売ヤーなどの高額転売は問題であると認識しているものの、自由競争を妨げるような大きな阻害はしないと言っていますので、この辺は法的なラインすれすれのところを通っているんですよね。

 

私の考えからすると、確かに商品を作っているメーカーからしたら大迷惑な話で、何のために価格を設定しているのかと怒るのも当然だと思います。ただ、商品の流通ルートがどうしても一本ではなく、手を離れてしまったら、どうしてもそうなるというのは仕方のない部分なのかなと思います。

 

消費者も高額な転売ヤーからは買うなというコメント欄も見かけますし、それを皆が実践して買わなくなったら結局転売ヤーはいなくなるんですよね。

 

結局買う人間がいるから転売ヤーは成り立っているという現状があるんで、購入者、転売屋だけの問題から派生している問題となると難しいのかなと思います。

 

さて、このニンテンドーのスイッチも大分商品価格も落ちてきているわけですが、超時限性の高いものでいえば、コロナ禍におけるマスクがあるでしょうね。こういう時限性の高いものは一時期だけ釣りあがるという形です。

 

時限性の低いものであげるならば、「生産が終わってしまい、今手に入らないもの」になりますね。

 

特に生産終了品で元々販売数が少なければなおさらプレミア価格になります。まぁ例えば最近これほしいなぁと思ったもので、

思って調べたらまさかのプレミア商品になっていて、17000円。。

 

このようにメーカー生産終了品というのはプレミアになりやすいです。ただいわゆるこれはせどりの基本的な手法で、お店やインターネットで掘り出し物を見つけてきて、売っていくという方式なので、一次情報ではありません。

 

単純にせどらーと言われるのは個人事業主(ある程度までいったら法人化)が殆どなので、自店舗を持つ人は少ないです。

 

要はこれお店のおこぼれを得ているのと変わらないので、お店を自分が持って、プレミア商品は全てやるほうが圧倒的に持ち商品数は多くなります。当然自店舗を持つのはリスクが増えるので、難易度は高くなりますけども。

 

転売を主として扱っている業者はある程度商品知識もあるのに、その段階まで行ったらお店を持って次の段階にいかないと結局プレミア商品などを二次的にしか恩恵を預かれないので、そういう意味では機会損失をしてしまうということもあるということなんですね。

 

規模にもよりますけどお店の方がリスクが高いと思っている人も多いので、そんなことはないですよって話で、

 

またお店の買取店の場合、信頼度が全く違うのでこの辺も違いますし、ネットで売っている戦略も同時並行でやることも可能なので、やれる範囲が広がるということなんですね。

一番差が激しい買取商品ってなに?専門業者が答えました♯5


私が思う一番差が激しい買取商品と言うのは、着物だと思います。着物は基本的に買う時は非常に高いです。それはなぜかというと、その人に合わせて仕立てるという作業工程が存在するからです。大量生産が出来ないという事でどうしてもオーダーメイドになってしまうので高くなってしまうということです。

 

生地では一流の高い着物というのもありますよね。大島紬とかが挙げられます。

 

しかし近年着物をほとんどの人が使わなくなった事と、昔大量にみんなが買ってしまったため、全体量が増えて、ダブついてしまい、ただでさえ、人によってサイズの異なるもので対応が難しいのに、上記の理由と相まって、ほぼ値段が付かないということになっています。

 

ちなみに大島紬は現在殆ど値段が付きません。結城紬は多少値段が付きます。

 

ではどのぐらいの暴落になっているかというと、大島紬で元が50万の着物だと仮定したら、正直500〜1000円ぐらいになってしまいます。もうこんなの言われたらショックですよね。。

 

だから着物は売る人の期待値と買う人の期待値の温度差が激しい商品なので、かなり難しいというのが業者の感想ですね。

 

ではなぜ着物買取を推しているところがあるのか?これはかんざしや帯留めが高く買い取る事が出来るからという理由なんです。

 

着物は取り敢えず見させて頂いて、高価なものを買い取るのが業者の基本的な考え方です。私でも着物は同じように値段は付けられないですけど(売れないから、、)

 

帯留め、かんざしなどある場合は値段を付けてあげられるので、出てきたら嬉しいなという感じですかね。

押し売りで非常に印象の悪くなってしまった訪問買取ですけど、家にいながらモノを処分できるという点では凄く助かるサービスではないかなと自分は思いますね。

 

ただ現状強引なところがかなり多く、こういう業者に当たってしまった場合は、殆ど安く買い叩かれる上に、家に押し買いで非常に迷惑な存在で、仕方なく貴重品を出してしまうということがあって、消費者センターに連絡されてしまったということもあります。

 

私からしたらこんなの論外ですね。悪徳業者は沢山いますけど、特にこの業態は悪徳業者が多く、後を絶ちません。強引な業者にはノーをたたきつけ、それでも帰らないなら警察を呼ぶのが良いです。

一番高く買い取ってくれるアイテムってなに?専門業者が答えました♯4

これは簡単で元の値段が高いかどうかですね笑

 

ただたまに元の値段が高くても買った時点で相当落ちてしまうというアイテムもあります。そのアイテムの代表が指輪です。

 

結婚指輪は、地金だけのリングと、ダイヤや宝石や色石のついたリングとに分かれます。地金はその金の価格でなっているのでまだましですが、ダイヤや宝石というのは、買った時点で一気に落ちます。これは鑑定書があってもです。

 

それは何故か。

 

ダイヤや宝石というのは、その元の価値は実際に買う時の1/10以下です。ジュースみたいなもんです。ジュースは買う時120円が多いですが、原価は数円ですよね。

 

特にダイヤや宝石などはブランドが全てです。つまりブランドがあるからその商品は信頼に足りるもので担保されるというわけです。例えば、ティファニーのリングありますが、あれはブランド力をつけるために宣伝をかけまくって元を取ろうとしています。(ちなみに私はティファニーが一番好きです。。)

 

買い取る場合には、この地金の部分とダイヤ、宝石のお値段で買取価格を決めます。もう少し詳しく言うならば、ダイヤは4Cと言って、カラット、カラー、カット、クラリティーという四つのCの大文字からなるもので価格が決められます。

 

カラットはよく聞きますね。1カラットのダイヤ。あれはダイヤの重さのことです。ちなみに1カラットは0.2g(6.5mm)となります。一粒のダイヤモンドは複数の小さなダイヤより、価値があります。

 

詳しくは地金の項目で話したいと思いますが、この4Cより総合的に値段が決められて、値段が付くのですが、買取価格は大体1/6~1/10程度まで落ちます。(鑑定書があれば査定にかなり響くのであれば持っていくことをお勧めします)

 

100万円で買った結婚指輪がたったの13万円!???なんてことも十分にあり得ますし、その提示額でも驚くに値しません。

 

そろそろ元のタイトルの話に戻ろうかと思うのですが、一番高くなりやすいアイテムは当然元々の値段が高いものです。これは基本的に商品価格に比例するものと思ってください。ただよく聞くのがこれを持っていたら将来プレミアがつくかもしれないから…なんてのもありますよね。あれはなんでしょうか。

 

確かにプレミア商品というのは存在します。これは別記事で詳しくは書きますが、基本的にそれは生産量が少ないもの、貴重ではあるが流通数が少ないというのが挙げられます。

 

一般的な家電やカバン、小物など、そうしたものは全て商品価格によって、値段が変わるということです。ただ上記でいうように、プレミア商品の他に投資対象として価格帯が吊り上がっているものも多くあるので、リセールバリュー(売るときに価値のあるもの)のことを別記事で説明したいと思います。

リサイクルショップ。消費者から買った買取商品はどこにいくの?専門業者が答えました♯3

リサイクルショップにしろ、訪問買取にせよ、宅配買取にせよ、買い取った商品は一体どこに行くのか。これは基本的に必要としている人に売ります。要は転売です。

 

一般の人であれば、最近では業者を通さないヤフオクやメルカリなどに流すことも出来るので、非常に便利な時代となりましたね。でも業者もこのヤフオクなども使いますが、業者用の転売のルートを複数持っているんですね。

 

詳細にお伝えすることは難しいですが、この業者用のルートというのは、対法人向けの転売ルートということですね。

 

例えば輸出業者。

 

輸出業者は、東南アジアなど諸外国に向けてのルートを持っています。日本製品がよく東南アジアで使われているというのをテレビで見たことがありますよね。あれは全て対業者から得た物品です。輸出業者以外にもその道の元というのがいるんですね。

 

要はこちらが業者だと業者は基本的に商品を沢山持ってきて、知識もあるので、1円でも少しでも高い転売先を探します。この転売先の確保が出来るかどうかが業者の力の見せ所でもあるんですが、業者が目を付けているところというのは殆ど同じです。

 

多いのがオークションに流すという方法です。

 

ヤフーオークションは、いわゆるネットを使った一般人向けのオークションですが、対法人向けのオークションというものもあります。いわゆる競りってやつです。

 

この競りはどの業態にも存在します。例えば魚が一番わかりやすいでしょう。マグロを一本競りにかけたところで、一般人には意味がありません。当然業者がそれを売りさばくわけですから、成立するわけです。買取業界も同じで、このオークションは欲しい物品を得意な業者がギリギリの値段を提示して買い込みます。

 

つまり、時計業者であれば対法人用の時計オークションというものが存在していて、そこには時計がわんさか来るわけです。そこを大量に買い込んで、自分の会社で直して売ったり、輸出したりするんです。でも当たり前ですが、相手もプロなので、ホントにギリギリのギリギリの値段で買い取っています。

 

そのギリギリの値段というのは、熟練の目利き達が長年の経験で得た知識で売りと買いを行います。

 

当然リサイクルショップもこの存在をしているので、店頭で売るパターンと得意な業者に流すということ

をしているんですね。だからこそ色んなアイテムを消費者側から買い取れるという側面もあります。

コロナ禍で伸びている宅配買取はぶっちゃげ高く買い取るの?専門業者が答えました♯2

対面がNGのコロナ禍で一気に需要増となった宅配買取。各リサイクルショップもそろって、宅配買取を実施しており、宅配買取専門業者も沢山出てきました。

 

普通に考えたら、対面で商売をしている場合、人件費が浮くわけなのでその分、高く買い取れそうな気配があります。

 

まぁこれぶっちゃげ言っちゃうと全然変わりません。

 

この理由はインターネットを使った売りの場合、対面商売とは違って、確かに人件費は削れますが、日本中で価格比較が出来てしまうので、ギリギリの売りの価格を提示しなければなりません。

 

また、店頭売りの場合は、その場で商品を売り買い出来るため、在庫を抱えず、キャッシュフローも早い部分があります。ネットの場合はこれに輸送費もかかりますし、郵送手配も必要で、振込などの煩雑な手間などもあります。

 

そして、ライバルとなるのが店舗を持っている大きな店舗も勿論やっているわけなので、しのぎを削ってギリギリの値段でやっています。

ですので、宅配買取で高く買い取ってもらえるのではないかというのは幻想です。高く買い取る理由がないのでね。

 

ただ今はライン査定というのが標準装備であるので、消費者側としては便利な機能ですよね。

 

後忘れてましたが、専門の業者、例えば鞄なら鞄専門みたいなところに売ると高いのかみたいなものもありますけど、これも残念ながらそれほど変わらないです。買い取ってもらえる範囲が広くなるよということだけですね。

 

結局消費者側にとって、一番良いのは、メルカリのような業者を通さない形が一番高いということになります。

じゃあ、業者はどうしているの??ってことですが、基本的に店頭で売るパターンでなければ、これは業者用の業者だったりいろいろなルートを使って売りをしていきます。この話は次の項目にて。

リサイクルショップに売るのはどこが一番良い?に専門業者が回答します♯1

モノが増えて処分したい。近所にあるリサイクルショップで売ってこようかな。

よくありますよね。

 

リサイクルショップと言えば、ゲオ、ブックオフ、セカンドストリート、トレジャーファクトリーあたりが思いつきますが、少しでも高いところ…となるとどれも二束三文ってな感じがしますね。

 

かくいう私も家のものを処分する時には近くのお店か自分の用事のついでに行ったりします。そして行ったはいいものの嘘だろ?って値段でつけられ毎回愕然とします。まぁそれはそもそも捨てるよりマシみたいな感覚で行きますからそらそうなんですけどね。

 

結論として、ブックオフなどは一番安いかなとは感じますが、結論として、リサイクルショップはどこも値段は同じです。リサイクルショップだけでなく仲介業者が入ってしまうと値段が安くなってしまうのは、当然その後にお客さんに売ることを前提にしているからなんですね。

 

それに元々中古品ですから。

 

でも、この前200円で買われたものが、2000円でお店で売られていたよ!

ずるいなぁ、それならもっと高く買ってよ!

そう思うかもしれません。

 

さてここからは業者目線で話しますが、売りをする場合、商品価格だけで考えることは出来ません。例えば、お店があるところではそのお店にかかる不動産の費用、人件費用、広告費様々な費用がかかってきますよね。私の店舗の例で話すと、

 

ある商業施設の一角、不動産にかかる月の費用は30万円、人件費用100万円、広告費用(チラシ、ネット)50万円、ほかにもありますが、まぁあわせると月で200万円ぐらいかかります。これが当然上のようなお店の場合、小さい店舗でも500万円以上はかかるのがゆうに想像出来ますよね。

 

500万円の利益でようやく+−ゼロのラインですので、500万円の維持費用なら700~800万円程度は稼ぐ必要があります。800万円となると、一日あたりの利益額は27万円です。

 

上のやつでいう、200円で買い取って、2000円で売る場合、お店の利益は1800円ですので、これを一日で150個売らないといけません。勿論実際には1000円で買い取って、5000円で売る場合もあるでしょうし、全て同じ利益率で設定しているわけではないと思うので、ざっくり計算ですけどね。

 

まぁここまではお店側の事情ですが、大体どのぐらいの相場観になるのかというと、約1/10と思って間違いありません。さっきの例でいうならば、2000円ぐらいの商品価値であれば、200円程度でしか売れません。

 

お店にあるもので5000円以上のものってそんなにないですよね。

 

ということは、自分が売りたいものが1万円程度の商品となると1000円程度にしかならないというイメージですね。ランチをギリギリ食べれるか食べれないぐらいですね。。

 

リサイクルショップの良いところは、まとめてもっていけば捨てるよりかはマシという程度のもので、リサイクルショップの利益構造を考えたら、どこのリサイクルショップが良いのかというのはどこも同じになるということですね。

 

ただこの構造は平成などの時代であれば、ここしかなかったので、皆ここにもっていきましたが、最近ではメルカリなどのような、欲しい人に直接売ることが出来る(仲介業者がいない)という構造が出来たので、かなりリサイクルショップは苦しいんですね。

 

まぁ消費者側からしたら、知らんがなというところですが。

 

では最近はやりの宅配買取はどうなのか??ってところは気になるかもしれません。それはまた次回にお話ししようと思います。